令和5年2月 今月の四字熟語



早いもので今日から2月ですね!

さて、受験生の皆さん体調はどうですか?

風邪をひいたりしていませんか?

いよいよ高校入試まで1カ月となりましたね🙂

ラストスパートなので自分を追い込んで、

あと少し頑張っていきましょう😭



今月の四字熟語はこちら!

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【因果応報】いんがおうほう

[意味]

人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。

もと仏教語。行為の善悪に応じて、その報いがあること。現在では悪いほうに用いられることが多い。「因」は因縁の意で、原因のこと。「果」は果報の意で、原因によって生じた結果や報いのこと。


[解説] 他人にひどい仕打ちをすると、その相手から恨みを買います。恨みを買った結果、その相手からひどい仕打ちを受けます。世の中の原因と結果は、小さな車輪のようにぐるぐる回ります。これが「因果応報」です。

 仏教で「因果」とは「原因・結果」のこと。「応報」は「報い」のこと。つまり、「因果応報」とは、「いい原因にはいい結果が、悪い原因には悪い結果が、報いとして現れる」ということです。

 古典には、前の世で悪いことをしたために、この世でつらい目にあう話がよく出てきます。これも「因果応報」です。身体的な障害まで前世の行動のせいにされることも多かったのですが、さすがにこれは現代の感覚には合いません。

 現代では、自分の行動について、あとで報いを受ける場合に多く使います。たとえば、部下をどなりつけていばっていた上司が、定年後、誰からも連絡をもらえなくなることがあります。これなど、因果応報の典型例と言えるでしょう。


[用法・用例・使い方]

・口を開けば人の悪口ばかり言うので誰からも敬遠されているのだ、因果応報だ

・あれだけ遊び呆けていたのだから受験に失敗しても因果応報というものだ

・あのイジメっ子が転校先でイジメを受けているとは因果応報というべきか


因果応報は悪い行いは悪い結果に、良い行いは良い結果につながるという意味の仏教用語です。自分の今の行いが将来の自分に影響するという戒めの言葉である一方、うまくいかないことがある場合も、原因を究明して行動を変えれば、望む結果や未来を手に入れられるかもしれません。

「これだけの努力をしたのだから因果応報だ」と、胸を張れるような結果につなげていきたいですね。




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